外壁塗装の行程

まず、外壁塗装工事の行程を説明する前にしておかなければいけないこと。

それは近隣へのご挨拶。

工事が始まれば、多少の音がするし、足場の圧迫感などは仕方ないもの。

ただ、近隣の方への配慮として、工期の期間などを伝えながら挨拶にいきましょう。

塗装業者と一緒に挨拶回りをするか、もしくは自身でも挨拶に回っておくといいでしょう。

ここでは、外壁塗装のする場合の施工の流れについて説明します。

１．仮設足場の設置

外壁塗装は、屋根を含めた高所作業のため、足場が必要となります。

まず、塗装面に付着した汚れやほこりなどを取り除くために、高圧洗浄機という機械で水に圧力をかけて洗い流す作業を行います。この時の洗浄が、今後の塗装の仕上がりや耐久性を大きく左右するので、丁寧に行います。

高圧洗浄が終わったら、次に養生をします。養生とは、塗料や作業での汚れなどが付着しないようにとする作業のことです。窓ガラスや床、手すりなどさまざまなところをカバーします。

この下地調整は、これから塗装する場所がどのような状態かを判断して、適切の処理をしなければ、今後の塗装に大きく影響を及ぼします。なので、サビ落としのケレン作業やモルタルのひび割れ補修など、しっかりとした処理を行います。

この3つの行程を、塗り重ね乾燥時間を守りながら、適切な所要量ね塗り重ねます。下塗りは、まず付着のために重要な役割をしています。この３つの行程が、塗装の一番大切な行程です。

全ての塗装工事の行程が完了すると、完了検査を行います。仕上がり具合やダメ（塗り残しやはみだしなど）がないかを確認します。この確認検査は、施主も立会のもと行います。最終確認の検査が問題なければ、後は足場の解体と周囲の清掃をして完了です。

以上が、大まかな塗装工程の流れになります。

ちなみに、この一連の外壁塗装工程にかかる期間は、

【戸建て】　　２週間程度

【アパート】　３～４週間程度

が、目安になります。ただし、こちらはあくまでも目安です。

工期を無理に短くしてもらうと、決していい塗装はできません。

塗装には、適正な乾燥時間を取ることも必要です。

また天気による問題や職人の手配の調整が発生することもありますので、工期が気になるような場合には、施工前に施工業者ときちんと確認をするといいでしょう。

外壁のことでお困りのことがございましたら、お気軽に外壁塗装のプロへご相談ください。